どこまでもグレーな日常の見方(音楽・映画・本)

どこまでもグレーゾーンな日常に色の見方を思い出す為の雑記

【漫画】「冒険エレキテ島」とあの頃観たジブリ映画

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鶴田謙二氏の漫画を読むと

表情による感情表現が

本当に素晴らしいな

と感動してしまう。

 

言葉ではなく

表情からキャラクターの

心情が読み取れ

共感できた時の

あの高揚感は

なんていうんだろう。

 

特に最近読んだ

「冒険エレキテ島」は

祖父の遺志を継いだ、

女性パイロットが

愛猫とともに幻の浮き島

「エレキテ島」を追い求めるお話

 

主人公の自由奔放な生き方や

豊かな表情から伝わる

未知のものに対する感動

 

まるでその世界に入り込んだかのような

素晴らしい風景のかき書き込み

 

読み進めるごとに

どこか

懐かしい気持ちにしてくれた

 

この気持ちはなんだろう

と思ったときに

一番しっくり来たのが

 

自分が幼いころに

金曜ロードショーをVHSに録画して

毎週のようにみていた

ジブリ映画を見ているときの

ワクワク感に限りなく近い

ものを感じていた。

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ストーリーの中の舞台である

日常風景そのものさえも

輝いて見えた

 

一種の羨望の目を持ちながら

何度見ても

没入できるあの感じ

 

社会人になってから

確実に忘れていた

 

けれど

 

社会人になってからこそ

わかるあの頃の感動が

どれだけ豊かな事だったか

再認識させてくれる

 

それだけで

「冒険エレキテ島」を

手に取ってみる価値はあると思う