どこまでもグレーな日常の見方(音楽・映画・本)

どこまでもグレーゾーンな日常に色の見方を思い出す為の雑記

【独断と偏見】凡人が観た「ボヘミアンラプソディー」

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シネマサンシャインにて鑑賞



最近、人と会うと「ボヘミアンラプソディー」を

観たか、観てないかの話題が高確率で取り上げれる

 

正直、クイーンに疎い私は

落ち着いたら見に行けば良いか

程度に思っていた。

 

そこで先日の金曜夜

上司の飲みを華麗にスルーした私は

レイトショーで「ボヘミアンラプソディー」を観た。

 

最低限のビジュアルと

音楽に関しては

知っていたので

 

役者の完成度

ライブシーンのクオリティー

エンドロールの本人映像

が相まって

最高のライブ体験だった。

 

 

ここからが独りよがりの感想

 

フレディ・マーキュリー

保守派の親に育てられ

家庭環境も決して悪いわけではく

音楽的才能をフルに生かして

クイーンとしての栄光を駆け上っていく

 

バイセクシャルエイズといった壁さえも

自信と才能と行動力で乗り越え

伝説として名を残すのだが

 

才能も自信もないからこそ

音楽に逃げ込んでいるような

自分としては

あまりにも超人的な話過ぎて

心から共感できなかった

 

才能がある人は

破滅的な行動から

身を削りながらも

音楽で自らの道を切り開いていける

 

だからこそ

フレディマーキュリーのような

存在が伝説として残るんだろうと

一夜してから思う。

 

でも結局

音楽にすがりながら生きていく

凡人の自分は

「サラダデイズ」のような

ストレートエッジ的ライフスタイル

から生まれるDIYの音楽のほうが

よっぽど親近感が湧くし

夢があるなと思ってしまう

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挙句の果てには

映画と全く関係ないのだけれど

 

鑑賞後

階段を下りていると

 

併設されてた

ゲームセンターで

一人女性が腰を丸めながら

コインゲームを

つまらなそうにやっているのを見て

 

あの女性の生い立ちのほうが

よっぽど共感できることが

多いのだろう

 

勝手に思いながら帰路についていた。