どこまでもグレーな日常の見方(音楽・映画・本)

どこまでもグレーゾーンな日常に色の見方を思い出す為の雑記

【映画 天然コケッコー】夏帆とレイハラカミ=ゼロ年代の奇跡

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天然コケッコー」を観た

 

夏の映画を見て少しでも

温かい気持ちになりたい

 

あの頃の

純粋を絵にかいたような

夏帆が観たい

 

というかなり

適当な理由で観始めた。

 

「天然コケッコー」は

全校生徒6人の田舎の中学に

やってきた転校生(岡田将生)と

田舎の中学3年生のそよ(夏帆)が
誰もが経験した“初恋"のきらめきを描く

 

あるシーンで

どこか聞き覚えのある

音楽が流れる

 

初めて聴く曲なのに

耳に馴染む

優しい音楽

 

調べてみると

レイハラカミ氏が

音楽を担当しており

「なるほどな」と

妙に納得してしまった。

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レイハラカミ氏

正直

内容だけをみたら

少し物足りない部分も

あるかもしれないが

 

天然コケッコー」の良さは

子供の頃に誰もが

確実に感じれた

夏の日常体験を

大人になって再認識

できる点だと思った。

 

夏帆たち学生の

日常風景に

レイハラカミ氏の音楽が

重なることで

当時のきらめきを

視覚と聴覚で

楽しむことができた。

 

幼い時に

感じることができた

あの夏の日常には

レイハラカミ氏の音楽は

なかった

 

けれども

 

レイハラカミ氏の音楽は

夏の田舎で生活する

夏帆と一緒に

 

私たちに

あの頃の感覚を

思い出す手助けをしてくれる

 

映画と音楽の不思議な力

 

ゼロ年代が生んだ

奇跡だなと

勝手に

感動してしまった。